日本では馴染みの少ない投資方法である「オフショア積立投資」をご存じでしょうか。
オフショア積立投資とは、海外の保険会社の口座を活用して、一定金額の積み立てを行い、いくつかの銘柄のファンドに分散投資を行う方法のことを指しています。
オフショア積立投資とは、具体的にどのようなものなのか詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
ヨーロッパや香港で人気のある投資方法
オフショア投資は、ヨーロッパや香港で人気のある資産運用方法で、最長30年間の複利での長期運用を行う投資方法となっています。
契約途中でも一時金が受け取れるので、出費が重なった時には有効活用できる資金として利用可能です。
オフショア積立投資は2種類の方法がある
海外積立投資であるオフショア積立投資の種類は、主に2種類あります。「変額運用型」・「元本確保型」の2つです。
変額運用型は最長30年間の積立期間に設定できます。
選んだ金融商品によっては、毎年1%程度の金利が受け取れるので、積立するほどお得に資産運用が可能です。また投資先は200本の海外ファンドから分散投資でき、うまく運用すれば年間6%~9%程度のリターンが生まれます。
元本確保型は15年間の積立を行うことができ、140%の資金が確保される金融商品となっているのが特徴です。どちらの積立タイプが自分に合っているのか、良く見極めた上で資産運用を始めていきましょう。
オフショア投資の始め方について
海外積立投資を始めるなら、海外のIFA(アドバイザー)から商品を購入する必要があります。また海外のIFAと直接やり取りを行うのは困難であるため、基本的に代理店を通して取引を行うことがほとんどです。
代理店では、様々な金融商品を提案してくれるので、自分に合っている金融商品を購入するため担当者に相談する必要があります。代理店によって取引している金融商品が異なるため、どの代理店を選ぶのか慎重に検討することが重要です。
まとめ
海外の投資商品を利用するなら、まずは種類を把握した上で、自分に合った投資商品を購入する必要があります。主に「変額運用型」・「元本確保型」の2つが用意されているので、それぞれの特徴を理解した上で選択しましょう。
また投資による資産運用は、必ず成功するとは限りません。そのため投資を一つにまとめるのではなく分散させ、失敗するリスクを少しでも低減させることが大切です。
どの金融商品を購入するのか、よく検討した上で利用してみてください。